自分フィールド

月に一度、少人数制のヨガのレッスンに通っている。

そこのヨガは曜日によって、内容が変わる。
先月から、レッスンの日が変わって内容も変わった。

ハタヨガなどのポーズをひとつずつ丁寧に行うレッスンに変わった。

次から次へと流れるようなヨガもアクティブで、達成感もあるけれど、
小さな動作を繰り返しゆっくり行い、自分の呼吸の動きや
それに伴って動く筋肉の動きを観察することに重きをおいているレッスン。

自分というものを改めて、見つめる過程のような気がする。

そういう地味だけど、だんだん前よりも今日、
明日と動けるようになる自分が好きだという先生。

毎回、自分のことをもっともっと好きになっていくことを主張する先生。

不思議で可愛い先生である。


レッスンの後半は、リラックスするために照明を落とす。

生徒たちはヨガマットの上にリラックスして横になる。

室内は、エキゾチックな曲がかかり、
シンギングボールがコーン・・・コォーン・・・と鳴り響き、
反響する不思議な音だけが聞こえる。

そして、自分の呼吸をただじっと観察する。
身体の隅々まで観察する時もある。

今日は呼吸をする時に肩が痛むなぁとか
肩に力が入っているなぁ・・・とか。

目をつぶっていると他の器官が研ぎ澄まされるので
普段気にならないことも気になって見えてくる。

ほんの少しの静寂の時間が終わり、起き上がり
ふと、前方の先生の姿を見た。

薄暗い室内で、窓の外からはいりこむ光に照らされて、
先生のシルエットが浮かび上がる。

レッスンが滞りなく終わったことと今日もこの場に
出会えたことへの感謝と、結びの言葉を話している先生の
スラッと伸びた指がとてもしなやかで、
なんて綺麗なんだろうと思った。

いつか、私もそうなれたらなあと思った。


ヨガではあぐらをかく座り方をよくする。
安定座法と先生はいう。

その安定座法、最初は、股関節やお尻周りが硬くて、あぐらをかいても
膝は高い位置にあったけど、今はその時に比べてかなり床に近い高さ。

地道にコツコツとすることの大切さ、自分の体を愛することの大切さを
このヨガの短い時間の中で教わっている。

そして、次に行った時に、前回から自分はどれくらい進歩したか、
心の向きはどこにあるのかを確かめる。

外を向いていた目を自分というフィールドに向ける。
そこからがまた、たくさんの発見があるという愉しみを得ているこの頃である。




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