海(アマ)

夢を見た。
これは先日、お出かけをした翌日に見た夢だ。


私はツアーバスに乗っていた。
「水」を巡るというツアーらしい。
(ということすら、4、5日経った今、わからなくなっている…)

色々巡ったんだろう。
最後に訪れた場所は白を基調とした立派なお屋敷。

そこへ通じる道には
中学生が使うような山盛りに積み上げられたスクールバッグ。
濃紺で、やぶれるとささくれて繊維質が見えるバッグだ。
(夢占いでは、アイデンティティ、持ち歩いている計画、思考などらしい。)
それを3人の女性がササッと片付けると、道が開ける。

その道沿いには、これも白っぽい店が並ぶ。
店は、白く塗られた木戸で閉ざされている。

くねる道をバスは進む。

やがて目指していたお屋敷に到着。
そこには、たくさんの美しい水槽が縦に並んでいた。

重力を感じない配列で、等間隔で見えない棚に置かれている。
浮いているように一見して見えるが
そうではなく、確かにそこに配列・順序・規律が存在するという意味らしい。

水色から淡いグリーンの水や
カリブ海などの美しい色の海の水。
モルディブの浅瀬の砂が透き通るように見える透明度の高い水。

水辺でなく海の見える景色までを切り取ったような水槽は美しい。
順に水槽を眺めていく。
巻き貝が入っているものもある。

その水槽は、目的地の白い屋敷の一部になっているようだ。

心地よい清々しさを感じる。


白で統一された室内。
何も隠すことのないことを意味しているようだ。
自分に対して偽らず心を自由に広げる許可をしているようにも感じた。
やっとこの領域に自分が辿りつけたことを意味しているように感じる。


ここで、いくつもの美しい海の水が出てきた。
「海」は「アマ」とも呼ぶ。
というのは、相似象の本を読んで知った。
そういえば、「海女さん」は海に潜る女性。

相似象では「アマ」は「天」であり「海」であり、「女」の意でもある。
アマの原意は「ア」らゆるものの中にある「マ」であり
「マ」とは一切のもののハジマリであり
「アマ」とはすべてのものの出現する以前の根源の始原の状態であって
潜象(カタチがない)であり、無限の量である。『相似象第二号より』

ハジマリは、忘れてならない、そして、穢してはならない大切な領域。
そう感じる。

自分はこのハジマリを自分の手で穢していないか?
一旦すべてを引いて客観することを促しているようにも思える。


白いお屋敷の中には
「千と千尋の神隠し」の銭婆に似た白髪の上品な老婆がいる。
アクセサリーをいくつも身にまとっているが、特に印象的だったのは
キラキラ大きめイヤリングで、色調は白。
中央には、ドロップ型の美しくカットが施されたクリアな石がはめ込まれて
周りはマットな白の石でぐるりと囲まれている。

老婆にとってイヤリングは好きなもの、大事なものの一つである印象を受ける。
好きなものを生涯身につけるとはどういう意味か。

一生涯において、大事な忘れてはならないものなんだよ、と
ここでも忘れてはいけないことを
しっかりと心に刻むように言われているようだった。


私がこの数か月間に感じて、身を持って知った感覚を
決して、決して忘れていけないのだと心の奥底に刻んだ夢だった。

常に忘れないように。



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