台湾旅行記 2日目編 その2

*台湾旅行記 2日目編 その2*


さて、九イ分から十分にある台湾のナイアガラと呼ばれる十分瀑布へ来た。
そこで初めて、台湾のナイアガラっちゅーところがあるのかと知った。

台湾のナイアガラといわれるだけあって、ドドドドーっという轟音とともに流れる水量は圧巻でした。
CIMG6758.jpg

そこへ行くまでに吊り橋があり、「揺れる揺れるキャーっ」と言っている
女子がいたのですが、確かに揺れる、大揺れだった。

吊り橋には数十人はいたと思われ、その足並みによる振動で定期的に縦に揺れ、
雨風も手伝って横揺れも加わり、普段はこんなに
揺れないんだろうなというぐらいグラグラと揺れていた。

そこで、その揺れに合わせて「キャー怖い~っ」と立ちすくむ人を見て
この振動に同調するから、揺れに参ることに気づき、すり足でサカサカ進むと
怖くもなく、立ちすくむ人を追い越しつり橋を越えた。

あれ?ってことは・・・、と思ったことがある。

なんでもそうなんだろうけど、何か感情を動かされるようなことがあるとする。

例えばだ、私の場合は、お局様が結構キーマンで
お局様の仕事を私に丸投げしてくることが頻繁にあって、それをどう受け止めるか
流すかで大きく違ってくることに通じるように思えた。

丸投げされた仕事に対し、感情をつり橋の揺れのように同調してしまうと
さらに感情が揺れに揺れてしまう。
結果、気持ちは荒れるし、意識レベルで言うと数値がぐんと下がるだろう。

そこで
揺れに同調しないで、流す。ただただ、おお、そう来たか、と。

では、「この仕事より先に急ぐ仕事があるので、後からでも良いですかね?」
と、その仕事はそっとそこへ置いておく。
結局、その後、上司である院長から督促が入り、お局様がする方向へ行くようになる。

ということが先日あったので、このつり橋の揺れがリンクしているように思えた。


◇ ◇ ◇

この十分瀑布の散策で、靴はすでにビショビショ、Gパンにも徐々に雨がしみ込み始めてきた。
だんだん、雨は激しくなり、これから夜に行われるイベントの開催も危ぶまれてきた。

十分瀑布を見た後は、平渓の線路上で天燈に願いを書いて空へ放つ体験をするために
十分駅方面へゆっくりと歩いていく。

ここまでに1時間近く、私たち一行は歩き続けていた。
キャップのおっちゃんは、自分が一番偉いと思ってるのか日本人ガイドさんに
えらそーにクレームをつけていた。

天燈節の開催される時間を初めから伝えとけとか、雨の中、こんなに歩かせるなとか。

「今はイベントのために交通規制がかかっているから、申し訳ないのですが
歩いていくしか手段がないんです」と事情を丁寧に説明するガイドさん。

遅れてきては、謝りの一言もなく「さっ!行きましょか!」と言ってた
キャップのおっちゃんに殺意を抱かんでもなかったが
そのうち、それは自分に返ってくるわな~とただただ、見守るばかりだった。


そんなこんなで十分駅に着き、線路上で天燈を上げる順番がきた。
私の好きな黄色い天燈に願い事をいくつか書いて、係のお兄ちゃんが
燃料に点火するのを見ていた。

点火され熱で徐々に大きく膨らんでくる天燈。
熱い・・・。十分に膨らむまで端っこを持つよう指示されていたが
もうそろそろ限界かも、という頃、「1、2、3で手を高く上げて放して」
の声に空へ放つ。

願い事の一つ、「私の我を言向け和す」と書かれた天燈は高く高く空へ昇っていった。
この言葉しか浮かばなくて、これしかないんやな~と思った。

それまで、なんとなくもやもやしていた気持ちがその天燈を見上げているうちに
スーっと消えていったのが不思議なことだった。

天の神様に届いたんかな~、なんてシトシト小雨の中
小さくなっていく天燈を見ながら思った。



全員の天燈上げが終わって、次は、地元のシャトルバスに乗り込んで会場へ移動。
雨は依然、降り続け止まない。

雨で足元は濡れ、乗り込んだシャトルバスはやっぱり冷房がかかっていて寒かった・・・。

◇ ◇ ◇

今回の旅行の目的は、「旧正月の天燈節見学と天燈体験」というもの。

天燈節は、願い事を書いたミニ気球のような天燈というものを
空に上げるイベントなのだが、これがまた幻想的なのだ。

お借りしましたイベントの模様はこれ。
ランタン願い事よ、天に届けと空に放つ。



会場に到着。やっぱりパンダは外せない?
CIMG6766.jpg

日が暮れ、会場に続々と集まってくる。
降りしきる雨の中、天燈が一斉に上がるのを待つ人々。
天燈節2

遠くに見えるのが中国獅子舞などが舞われているステージ。
天燈節オープニング 天燈節3

天燈が上がっていく様子。
天燈節4 天燈節5 天燈節6
雨粒にフラッシュが当たっているものも見える中、ややオーブっぽいものが見える??


◇ ◇ ◇

時間が来たので、私たちは引き上げることになって、台北市内行きのシャトルバス乗り場に向かう。

私たちのツアー参加者は二列に並んでいたにもかかわらず、漫才師の
オール巨人さん似のφ国人がいつの間にか私の横に割り込んできている。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ !

じりじりと間合いを詰めるφ国巨人さんをがん見するも
相手は全然気にしていない。さらに間合いを詰めようとする。

相手がひるんだすきにグイッと一歩前に出て、傘でそれ以上、隙間を詰めさせなかった。
φ国巨人さんが割り込むまで、キャップのおっちゃんが
私のすぐ後ろで、ぶつくさ言っていたんですね。
「まだ、天燈上げとるわ~、あ、落ちた♪また、落ちとるわ♪」
「まだかな~、もーいややな~。雨でびちょびちょやし」とか。
何だかこの人、ずっとこんな調子で生きてきた人なんやな~と理解した。

そんなおっちゃんは、さっきのφ国巨人さんに割り込まれた途端、大人しくなった。
あれ?そこはクレームつけるんやないのか?と期待していたのだが
残念ながら、割り込まれてたまんまだった。

なんや残念やなあ、おっちゃんの勇姿見たかったのにw


φ国巨人さんが割り込んでいたおかげで、ツアー客は一時、人数確認のため整列を
余儀なくされ、その間にφ国巨人さんは嬉しそうにバスに乗り込んでいた。

ま、いいや~。
とりあえず、座れて帰れるんやし。と思ったものの最大の敵が待っていた。

冷房だ。

車内はガンガンに冷えている。
冷え込む中、だんだん疲れで眠くなってきた。
ああ、あたしはこのまま死んじゃうんじゃないか・・・。
と、うとうとしながら思っていた。

友達は友達で寒い中歩き回り、この冷房でぐったりしていた。

疲労困憊の中、ホテルに戻り、バスタブの熱いお湯の中で
日本のお風呂が恋しくなった。




台湾旅行記 3日目編 に続く。




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