伊勢神宮1

*伊勢神宮1*


弥勒菩薩の共同探索1回目の後、伊勢神宮へ一年の感謝のお礼のため
行ってきました。

なんとなくまた行きたいなあと思っていたのですが
AS a smile のnaoさんが伊勢神宮へ行かれたことを記事で読み
「やっぱり行こう!」とエンジンがかかったのでした。

久しぶりに近鉄特急に乗り込む。
この日はとても良い天気で、出発前の寒かったらヤダなーという気持ちも吹っ飛ぶ。

うつらうつらしながら、宇治山田駅に到着。
そこから式年遷宮の年ともあってか、臨時バスが増設されていた。

特別待つこともなく、内宮直通バスに乗る。
15分かかったかどうかで、内宮の少し手前で降りる。

降り立ったとたん、空気が違う。
冬の気温と言うこともあってきりりと引き締まってもあり、穏やかでもある雰囲気。

見なれた鳥居の前でおじぎをする。
久しぶりにお邪魔しますの気持ちで。

以前来た頃は、鳥居の前や橋のたもとでお辞儀をする人はほとんど見られなかったが
今回は私の周りにいた人はほとんどお辞儀を自然にしていた人ばかりだった。

人の行動が変わったのかな?

さて、鳥居をくぐると頭のどこかで唄が聞こえる。
イタイ人になったわけではないですよw

「・・・めでたいめでたい。・・・嬉し嬉し・・・」と聞こえるような気がする。

玉砂利をザクザク踏みながらどんどん進んでいくと、ふと、自分の思考がクリアになっていることに気づいた。

というのも、ここへ来るまでは普段の仕事や家のことなどがふと浮かんだりしていたのだが
鳥居をくぐってからは、そんな心配事、雑多なことが浮かんでこなかったのだ。

ただ、心は晴れやか嬉々としている。
そんな自分に気が付いた。

やっぱりここへ来て良かったな、そう何度も歩きながら思った。

手をまわしても回せないほどの巨木に嬉しそうに抱きついている女性もいた。
前に来た時はそんな行動をしている人を見かけなかった。
触っている人は多くいたけれど、自分がしたいようにしている人を見かけるのも
ここへ来る人が変わったからなのかもしれない。

私も以前に比べ、良い人で居ようとする疲れることを選ばなくなった。
どんな嫌な同僚にでも、良い顔をしようとしていた頃は
無駄にエネルギーを使ってたので、疲れ方が半端なかった。
今思えば、お馬鹿やな~と思う。

みんなに好かれようなんて思う自分は間違っている。
自分にだって好きな人、嫌いな人はいるわけで、相手だって私のことを
どう思っているかなんて特定できない。

誰が誰を好きであろうが関係ないじゃん、となぜか関東弁になってみる。

ということを数年かけて今の職場で学んだのだった。
ありがたいことです。


ザクザク進んでいくうちに、社務所が見えてきた。
もうじき、新しい場所に移された天照大神様に会える。

めっちゃ混んでると思いきや、意外と空いていた。
階段を上り、ちょっと右手にもおさい銭箱が設置されていたので
そちらで御挨拶をして、ふと、左手前方を見上げると新しく建てられた新正殿が見えた。
白い布が御簾のようにかけられ、その上に遠目で良く見えなかったけれど
榊のような葉っぱが飾られていた。

神様と目があったという感覚なんだろうな。
目頭が熱くなった。
もうちょっとで泣きそうだった。

ありがとうございます!

その言葉しか出なかった。
ここに来れて良かった。また来ます。

何度も何度もその場を立ち去るまで、その言葉を繰り返し一人ぐすぐす
鼻を言わせながらその場を後にした。

お腹がポカポカした。
おへその上下15センチ周囲が熱くなって、ストールを外したくらいだった。

思いだしても目がウルウルする。

帰路の立て札の通りに歩いていくと、ちょうど新正殿の外側をぐるりと回る形で
下っていく道だった。

式年遷宮前は正殿を出たら、そのまま元来た道を下る形だった。

戻る途中で、荒祭宮の前を通ると正殿より大混雑で、大渋滞だった。
ここは寄らずに戻ることにした。


しばらく苑内をゆっくりさせていただこうとのんびり歩いていた。
はじめて立ち寄ったちょっとした公園なのだろうか。
2台のベンチとそれを囲むように木々が立ち並ぶ。

ちょっとここで、持ってきた暖かいお白湯を飲んで一休みした。

正面を見ると、内宮に向かう人帰る人がごった返す道が見える。
少し離れただけなのに、ここはとても静かだった。

さて、と腰を上げ公園を右から出ると、後ろから静かに走ってきた車があった。
電気自動車かと思ったくらい静かな走行音で、高級車のようだった。

ほこり一つもなく磨き上げられた漆黒の車は、歩行者に敬意を払うようにゆっくりと
横を通り過ぎ、右手に登って行った。
誰かを送って行ったのかもしれない。

なごり惜しみながら、五十鈴川をまたぐ宇治橋を歩きながら川を眺めていると
目を引く木がある。

白っぽい花が咲いているようだった。

周りの人が「あ、寒桜や!」と教えてくれた。
この寒いのに凛と咲く寒桜はそれはそれはとても美しかった。
寒桜1 寒桜2

桜の花は微笑んでいるようなイメージに感じた。


こうして橋のたもとでまたお辞儀をして、その場を後にした。



伊勢神宮2に続く。






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