セージニティック・クォーツ

セージニティック・クォーツ という石のコト


セージニティック・クォーツ

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セージニティック・クォーツは、セージナイトとも言われ
ルチルやアクチノライト、ゲーサイト、トルマリンその他の鉱物の細長い結晶である
針状インクルージョンを内包するロッククリスタルのこと。

ちなみにラテン語で大きな魚網を示す言葉はsagenaです。

花崗岩の接触変質作用を受けた点紋粘板岩中の石英脈に生成します。

この針状インクルージョンを内包する水晶は、狭義では無色透明もしくはほぼ無色に
近い水晶となりますが、他にもシトリンやスモーキー・クォーツ中に存在するものを
含むこともあります。

日本名の針入り水晶については、このセージニティック・クォーツ中では最も
一般的なものである、ルチレーテッド・クォーツを示す名称としても用いられることもあります。

古くからの言い伝えでは内包された針がキラキラ光ることから「キューピッドの矢」と
呼ばれ、恋を運んでくる石とされていました。


 ◇    ◇    ◇   ◇    ◇    ◇    ◇

持つ人を強い愛のバリアーで保護し、個人の意識、思考を高いところにまで導き
保持する働きがあると言われています。


喉、脳、目、筋肉構造の病気の治療に用いられる他、循環器系の不調を
改善する力があると言われています。



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*階下の人*

私が今の見晴らしいのいい団地の5階に引っ越してきたのが、9年前。

私の家のお向かいとその真下は小学生くらいの子供がいる家族。

挨拶周りを1階から順番にしていったのだが、うちのすぐ真下はいつも留守。
何度、時間を変えて訪ねても留守。

引っ越し後、数日たったある日、当時、幼稚園児だった次男(彼は遊んでいた)と
引っ越しの荷物を片付けていたら、インターホンがなった。

インターホンに出ると真下の者だと言う。

挨拶がなかなかできなかった私は挨拶の品を持ってイソイソとでた。

「業者が片付けに来ているのかと思いましてね」
「…?」
「僕はあんまりにも業者が音を立ててうるさいものだから
度々文句を言ってやりましたよ…ニヤリ」

意味が分からなかった。
何を言ってるんやろう?この人は、と思った。

他にもなんか言ってたが忘れた。


どうやら自分は私より先に住んでいるから(エライ)
そして男だから(エライ)、おまえ等女子供より上だ(シタガエ)と言っているようだった。
これは無意識なのか普段から思っていることなのか知らないがそう感じた。

度々、こまめに文句を言いに来(暇やな・・・)、毎回聞いてはいたものの
「はあ、へえ」しか言わなかった私に相手は面白くなかったようだ。

しまいにはこの団地の管理会社にまでクレームをつけていたらしい。
その担当の男性が家まで訪ねてきた。

その男性は階下の人が変なことを言っていたのを見抜いていたようだ。
私と話をして、「奥さんがおかしなことを言っているようには思えない。」と
判断してくれたのだ。

頻繁にクレームをつけていた階下の人は、管理会者の人にもそう判断された。

 ◇    ◇    ◇   ◇    ◇    ◇    ◇

ある日、私は飲みに行った帰りいい調子で酔っ払っていた。
それがだめだったようだ。

団地の集合ポストの階下人の郵便受けを見た途端低次元に堕ちてましてね…
自分のとこに入っていた不要なチラシを階下人のそこへ突っ込んで帰宅しました。

まあ、やったことにはお返しがきますね。
翌日には、それがキチンとうちの郵便受けに戻ってました…。
ぐっちゃぐちゃで・・・。

それからが色々と、あらゆるものが郵便受けに入れられていた。

枯れ葉や、掲示板の錆びた押しピン、道端に落ちていたパンやお菓子の袋など。
虫・・・。虫は平気だから良かった。

確証はないが、階下の人が怪しい。
階下の人の郵便受けにはなぜだか軍手が常備されていた。
指紋を隠すため?!などと勘繰ってしまった。


自分がまいた種ですから、入っていたものはそのまま自宅のごみ箱に。

相手と同じように腹を立てたり、暗い気持ちをこねこねしていては
あかんと思い、感情を荒立てないように物事を整理して考えるようにした。

そう思えるのも階下の人のおかげである。

そのこともあり、汚れは良くないものを寄せ付けるじゃないかと思い
郵便受け付近に落ちているゴミなどは入れられて不快になるなら先に拾って
うちで捨てようと片付けするように心がけた。

郵便受け内も土埃が溜まってたのをまめに拭くようにした。

それと併せて、不思議なCDの音による環境改善も実行して
CDプレーヤーが壊れるまで、24時間休まず流し続けた。


 ◇    ◇    ◇   

2台プレーヤーを潰した頃だろうか、この時点ですでに越して来て4、5年経過していた。

その頃には、越してきた当時、高校生だった長男、幼稚園児だった次男、
中学生だった長女も大きくなり特に長男は一層おっさんくさくなり
20代にして30代?と認められるような風貌になっていた(涙

そして、嫌がらせも数は減っていたもののまだ続いていた。

私が仕事に出ている時、また、階下の人が来たらしい。

が、休みで家にいたおっさん長男が出た途端、ごにょごにょと何かを
言って帰って行ったらしい。

長男は奥目の三白眼なので、見た目怖いですw
階下の人が優位に立てないと感じたらしい。

◇    ◇    ◇    

それからまた、数年たった今年の7月。
相変わらず、チラシを入れてくれていた階下の人に変化が起きた。

いつも部屋とトイレ、風呂の窓をすべて閉め切っていた階下の窓が
開いているのだ。

これはどうしたことかと思っていた。

家に帰るため階段を上っていた時、上から誰かが下りてくる音がする。
避けて階段のホールで通り過ぎる人を待っていた。

「ああっ!すみません、すみません!」と避けている私にそういうのだ。
あれは、階下の人やないか?珍しいこともあるな。
「謝ったで、私に~」とうちに帰り子供たちに報告する。
皆、びっくりしていた。


どうやら引っ越しのために玄関を開け、荷物を運び出しているのだった。

しかし、知っているだけで9年間、閉め切っていた部屋からは異臭が漂う。
カビ臭い、湿気臭い・・・色々臭い。
物質的な臭さだけでないような気もせんでもない。

一週間ほど、毎日、階下の人はその作業を繰り返していたようだった。
ちょうど一週間目だったか、私が帰宅すると長女が
「引越し屋さんの車来て、引っ越してったで」


不思議すぎるあっという間の階下の人の引っ越しだった。

たぶん、当時、私たちが同じように階下の人のダークな思いを持っていたら
その蓄積で私たちも全てにおいて上手くいってなかったと思うのだ。

感情をひねくれさせては不味い。

論理的に対処するよう心掛けて行動するように心がけていたのが良い結果がでたのかもしれない。
それか今、合う人合わない人の線引き、振り分けが起こっているからだろうか。


いまだに階下の人の引っ越しは謎である。


管理会社からのお知らせで、階下の工事を一カ月近く行う告知を見て
ようやく、それは本当のことだと思うのだった。









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